日本では、駅近くに必ずあるといってもいいほど愛されている「ラーメン」。ウクライナにおいて、ラーメンは寿司ほど認知されてはいないものの、レストランにいくとたまにメニューに並んでいます。
本記事では、戦時下のウクライナの首都キーウ(キエフ)で地元客に人気の日本のラーメンチェーン「麺屋武蔵」さんを取り上げ、ウクライナでのラーメンの料金や味について詳しくご紹介します。
ウクライナに滞在したことのあるわたしがご紹介します。
目次
麺屋武蔵キーウ(キエフ)店
首都キーウ(キエフ)にある日本のラーメンチェーン「麺屋武蔵」さん。
創業者はウラジーミル・マスリャンスキーさん(60)。
マスリャンスキーさんは東京に本社を置く「麺屋武蔵」の日本人関係者と知り合い、「ウクライナで日本食といえば、寿司ばかり。ラーメンは手軽でおいしく、スープ好きの国民性にも合う」と直感して、フランチャイズ権を得て2015年11月に1号店を開いたそうです。
こちらが地元の方が食べている様子です。
メニューは?何味のラーメンがある?
麺屋武蔵キーウ(キエフ)店のメニューになります。
見た感じ、全部醤油ベースかな?と思いました。他の店舗でも、ラーメンといえば醤油ベースしか見かけなかったです。
煮卵、のり、肉などが入っています。
ラーメンの料金
メニュー表を見たところ、169uah~329uah(約640円~1250円)くらいのようです。
他のレストランでも、だいたいそれくらいでした。
地元料理よりは気持ち高め。お安くはないかな。
サイズ感
サイズはLサイズとXLサイズがあるのですが、所感としては、Lサイズが日本サイズのSサイズ、XLサイズがMサイズというところでした。気持ち小さめで出てきます。
ほかのサイドメニューも色々食べたい方はLサイズ、おなかいっぱい食べたい方はXLを選んだ方がいいかも。
肝心のラーメンの味は?美味しい?
さて、肝心のおいしさなのですが、日本のラーメンを食べなれている日本人としては…
食べれないことはない。ただ、もうちょっと出汁の旨さが全面に出ていれば、より良かったかも…!けど、日本の材料が少ない中で、ウクライナでよく頑張ってる!
という、感想でした。
まぁ当たり前の話なんですけど、例えばフランスの方が日本のフランスパンを食べたら、「食べれないことはないけど、本場のパンと水分量やバターが違うな…?」という感想になると思うんですよ。でも、日本ではそれが流行ってる訳じゃないですか。
なので、本場の味を求めて厳しくジャッジするのはきっとナンセンスで、「あ、この国ではこんなふうに変わったんだな~」という違いを楽しむくらいの気持ちで試してみるのがいいんじゃないかなと思いました。
うちはうち。よそはよそ。
まとめ
ウクライナでも、ラーメンは169uah~329uah(約640円~1250円)くらいで食べられます。サイズは少し小さめです。お味は、醤油ベースが主ですが、お出汁の味が少し弱いかも。地元では人気で愛されています。機会があればぜひ試してみてくださいね。
平和なウクライナに一刻も早く戻り、安全な旅ができることを祈ります。